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カテゴリー/ 豆知識:玉掛け関連とそのた |投稿者/ フジロープ機材商会
2018年04月23日

ワイヤーロープ補強金具

ワイヤーロープを摩擦から保護するための補強金具(シンブル、コース)には様々な用途に合った形など数種類がありますが一般的なものがA型と呼ばれるものです。このA型の中にも補強板付きシンブルというものがあります。下の写真の上のほうが補強板付きシンブルです。

シンブルはアイの摩擦や曲がりによる素線切れをカバーしロープ寿命を延ばす事ができますが、オーバーワークや、シンブル自体の寿命がくるとどうしても延びてきてしまいます。2点、4点吊の場合ロープ長さに差が出てきたり、シャックルが外しにくくなったりしまうことも。その点、板付きシンブルはシンブル自体の変形を防ぐので普通A型よりも強度があり、シンブルの変形によるロープバランスのくずれの心配も少なくなります。

シンブルの金具のあたる部分も摩擦による磨耗やヒビ割れがおこりますので定期的確認で無事故作業を宜しくお願いします!

 

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